食・レシピ
2018.5.21

冷え、むくみ、肌の乾燥…気になる不調にはお手軽薬膳ドリンクがおすすめ!

いつもの飲み物に、スーパーで買える薬膳素材を加えるだけで症状が和らぐ!冷えやむくみ、肌の乾燥など症状別に薬膳ドリンクを取り入れてみて。

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A.菊花×クコの名コンビが炎症に◎

肌や目のかゆみに
「かゆみは炎症のひとつ。菊花特有の苦みが、炎症を取ってくれます。滋養強壮効果のあるクコの実と合わせると、免疫力がUP」
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ジャスミン茶
炎症=熱をもっているということ。ジャスミン茶には体の熱を冷ます効果がある。

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菊花
炎症を鎮めるほか、花粉症を防ぐ役割もアリ。乾燥菊花や小菊を使ってもOK。

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クコの実
抵抗力が落ちているときに◎。漢方ではよく、菊花とセットで目のトラブルに使われる。

材料
ジャスミン茶… 小さじ2
菊花(食用)…1ちぎり
クコの実…小さじ1

作り方
ティーポットにジャスミン茶、ちぎった菊花、クコの実を入れ、お湯(300ml)を注いで、数分蒸らす。

B.水っぽい鼻水は体を温める食材を

鼻水・くしゃみに
「体が冷えていると、鼻水が透明でサラサラに。くしゃみも冷えによるものです。体を温める食材をとって、症状を和らげて」
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しょうがスライス
新陳代謝を高めて体を温める。チューブタイプを使ってもOK。その場合は小さじ1に。

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紅茶
血の巡りを良くして体を温める。茶葉はダージリンなど、クセのないものがおすすめ。

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シナモンスティック
冷えから来るトラブルを、温めて和らげる。シナモンパウダー(小さじ1/2)を使っても。

材料
紅茶…小さじ2
シナモンスティック…1本
しょうがスライス…2枚

作り方
ティーポットに紅茶としょうがを入れ、お湯(300ml)を注いで数分蒸らしたら、シナモンスティックを入れておいたカップに、抽出した紅茶を注ぐ。

C.鼻詰まりは冷やすとラクに!

鼻詰まりに
「体に余分な熱があると、鼻が詰まりやすくなります。体の熱を冷ます緑茶×ミントで鼻の通りがスムースに」
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緑茶
体の熱を冷まして、消化を促す作用をもつ。皮膚の炎症を和らげる効果も。

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ペパーミント
首から上の炎症を和らげるから、鼻詰まりに○。漢方では乾燥のハッカを使うが、生のミントも可。

材料
緑茶…小さじ2
ペパーミント…3~4g

作り方
ティーポットに緑茶とペパーミントを入れ、お湯(300ml)を注いで、数十秒蒸らす。

D.肌を潤す食材の掛け合わせでしっとり

肌の乾燥に
「乾燥は、内臓を潤すことで解消します。使用する材料の4つは、どれも保湿効果が優秀。優しい甘さで、体内からしっとりと」
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豆乳
血を補い、体液を増やして体を潤す。塩分などが入っていない無調整がベター。

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すりごま
五臓を潤す働きがある。肌の乾燥はもちろん、便秘予防や加齢によるトラブル対策にも良い。

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松の実
血を補い、体内や皮膚、髪に潤いを与える。滋養強壮効果でアンチエイジングにも。

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ハチミツ
肺を潤して、皮膚の乾燥を和らげるほか、腸を潤して便通を良くする働きもある。

材料
豆乳…200ml
白すりごま…小さじ2~3
松の実…小さじ1
ハチミツ…適量

作り方
カップに温めた豆乳を注ぎ、白ごま、松の実、ハチミツを加え、よく混ぜる。

 

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E.優しい香りと甘さでリラックスできる

心の疲れに
「季節の変わり目はホルモンバランスが乱れやすく、イライラや不安感など、心が落ち着かないことが。ほっこりする飲み物で心を潤して」
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牛乳
五臓を養い、肺や胃腸、肌などを潤す。リラックス効果が高い飲み物のひとつ。

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ナツメ
滋養強壮効果で胃腸を整えるから、疲れや気分の落ち込みを和らげる。加熱すると甘みがUP。

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カモミール
気の巡りを良くするから、リラックスしたいときにぴったり。漢方では“カミツレ”と呼ぶ。

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ハチミツ
心と体の緊張を解す効果がある。血糖値を急激に上げないから、リラックスタイムに最適。

材料
牛乳…100ml
ナツメ…1個
カモミール…小さじ3
ハチミツ…適量

作り方
ティーポットにナツメとカモミールを入れ、お湯(100ml)を注いで数分蒸らしてから、カップに注ぐ。温めた牛乳とハチミツを加え、よく混ぜる。

F.女性のサポートに注力

冷えに
「冷えは代謝の悪さが原因。婦人科系トラブルに効く杜仲茶で温めて巡らせて。女性が喜ぶ香り高いローズを加えることで、飲みやすさもUP」
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杜仲茶
体を芯から温めるため、婦人科系のトラブルに効果的。末端が冷える人にもおすすめ。

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ローズ
気や血を巡らせて体を温める。ローズはつぼみでも花びらを使ってもOK。

材料
杜仲茶…大さじ1
ローズ…小さじ1

作り方
ティーポットに杜仲茶とローズを入れ、お湯(300ml)を注いで、数分蒸らす。

G.水分代謝を促してスッキリと

むくみに
「むくみは水分の排出がスムースに行われないことが原因。利尿作用の高い黒豆とハトムギを組み合わせたお茶をこまめに飲んで」
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黒豆
水や血の巡りを良くする。黒豆は自分で炒るか、すでに炒ってある黒豆茶を使って。

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ハトムギ
美肌に効果的で、新陳代謝の増進に優れている。無味なので、香りが立つ黒豆茶と合わせて。

材料
黒豆…大さじ1
ハトムギ…小さじ1

作り方
ティーポットに黒豆とハトムギを入れ、お湯(300ml)を注いで、数分蒸らす。

H.栄養ドリンク並みの効果を発揮

体の疲れに
「疲労回復には、栄養価の高い甘酒ときな粉の組み合わせが最強。どちらも腹もちが良く、パワーをくれます」
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甘酒
滋養強壮と体力回復に優れている甘酒。昔から夏バテ防止として親しまれている。

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きな粉
疲れで起こりやすい消化不良を解消。生活習慣の予防にも欠かせない食材。

材料
甘酒…200ml
きな粉…小さじ2

作り方
カップに温めた甘酒を注ぎ、きな粉を加え、よく混ぜる。

 

\教えてくれたのは…/
国際中医師・国際中医薬膳師
小林香里さん
東京・自由が丘にある漢方と鍼灸のお店『和氣香風』主宰。著書『いつもの飲み物にちょい足しするだけ! 薬膳ドリンク』(河出書房新社)がヒット中。

 

 

『美的』5月号掲載
撮影/sono(bean) スタイリスト/シダテルミ 撮影協力/UTSUWA 構成/越後有希子

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